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ROE

ROEとは

 貸借対照表
資産  負債
 資本

株主や銀行から集めた資金(資本+負債)をいかに効率よく運用しているかを見る指標です。資金を効率良く回していなかったら、うまく会社も回ってないということですし。

 

ROEは純利益株主資本で割ると求まります。

ROE=(純利益÷株主資本)

株主資本は株を発行して得たお金や利益の残りを積み立てたお金で、将来株主に返す必要のないお金 です。

 

ROEのポイント

ポイントは、利益だけ見ると増加しているが、それ以上に株主から資金を調達していたら、株主資本に対して、うまく効率的に運用できていない場合があるので、そういった時に役立ちます。

ROEが高い → 効率的に経営が出来ている
ROEが低い → 効率的な経営が出来ていない

この利益がまた株主資本になり、また利益をだしての繰り返しになります
株主資本の増加は株の価値もあがってくので株価の上昇にもつながります

高成長中の企業はROEがとても高いことが多いです
ですがROE50%とかを何十年も続けられるわけはないので
目安は15%~20%になります
ROE20%を5年も10年も続けてくれるような企業はかなりの優良企業です

 

ROEの注意点

 
負債
資本
資本 
資本 
 
負債
負債 
負債 
資本

さて、①と②の見て下さい。基本的に事業は負債と資本のお金で資金を取ってきます。①と②で純利益が同じで、ROEの値を比べるとROEは資本しか見ないので、②の方がROEが高くなってしまいます。
どう見ても、①の方が借金をせずに利益を上げているのわかるでしょうか?
資本が少ない物ほどROEの値が高くなってしまいます

なので、ただROEが高いだけでは本当に効率的な経営がやっているかどうかわからないものです。

これをさらに判断するためにROAというものがあります。

一番見つけたい会社は
ROEが高く、自己資本率が高い会社
です。

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