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連単倍率 

連単倍率とは

決算発表の中身を見ていると、連単倍率というものがあります。
連単倍率とは親会社の単独決算と子会社や関連会社などを含めたグループ全体の連結決算との比率を表したものです。

家庭内で例えると、親が子供より稼いでいるか子供が親より稼いでいるかといったことです。

 

連単倍率の計算

連単倍率の計算を下記に示します。

純利益の連単倍率 = 連結当期純利益(グループ会社含む) ÷ 
                単独当期純利益(親会社)
売上高の連単倍率 = 連結売上高 ÷ 単独売上高

となります。

 

連単倍率の示す意味

連単倍率が1倍以上なら、子会社や関連会社の利益が、貢献していることになります。純利益を子会社や関連会社が出しているってことですから。
もし1倍を割るようであれば、子会社や関連会社が赤字を出して足を引っ張っていることがわかる。なので、たとえ親会社が好調であっても、子会社の業績にも注目していかなければなりません。
連単倍率が高ければ、親会社は子会社や関連会社の利益の影響を大きく受けてしまいます。こういう場合は親会社だけではなく、グループ全体に投資するような感じです。ここでもまた、子会社や関連会社の業績に注目しておかなければなりません。
連単倍率が上昇しているかどうかで、グループ全体の業績の好調さを確認しましょう。

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